妄想炸裂!『平安王朝絵巻ぬりえ 竹河』より二人の娘の将来に惑う玉鬘。 の続き。完成しました。
二人の娘のうち、どちらが大君になるのかしら?こっちが中君?なんてことを考えながら塗り塗り。
わたしの中でグレーで塗った方が大君になり、茶色で塗った方が中君になっております。
さて、今回の塗り絵は先日、紹介しました 色事典のディープトーンⅠ を中心に塗らせていただきました。黒みを帯びた落ち着いた色調が渋い世界を作り上げました。個人的にはちょっと地味すぎたかなと印象を受けております。
ハスの花なんか色がないし・・・一応、薄くピンク色を重ねているのですが、余りにも薄すぎたかもしれません。反省。
そして、重ねの色を赤~ピンクにすればよかったかしら?と思ったり、思わなかったり。現状では十二単があまりにも地味かなぁ~なんて。でも、一応、これで色の調和というかバランスがとれているのでヨシとします。
それにしても色事典は芯が柔らかく、色合いの調整もしやすく、重ね塗りもたやすい。また、少々の乱雑さも味にしてしまう独特の良さがあります。また、配色も独特のものがあり、なかなか興味深い。
塗りながら色の名前を確認するとまたいとをかし、と。
【色Vol.1】ペールトーンⅠ(10色):薄紅・珊瑚色・桜貝・水仙・若菜色・薄浅葱・アクア・忘れな草色・ライラック・鳩羽色
【色Vol.2】ビビッドトーンⅠ(10色):チェリー・蜜柑色・蒲公英・シャルトルーズグリーン・パロットグリーン・ピーコックブルー・川蝉色・ラピスラズリ・菖蒲色・黒
【色Vol.3】ディープトーンⅠ(10色):臙脂色・栗色・枯葉色・銀煤竹・オリーブイエロー・鶯色・千歳緑・青褐・紫根・土竜色
というわけで色事典第2集も購入致しました(^^;
玉鬘と二人の娘を色事典で塗り非常に楽しませていただきました!